2016 December

 

 
 
12月に入ると街のクリスマスイルミネーションに煽られるように、何とも急く 季節がやって来る。経理もさまざま書類を揃えなければならず、税理士 の先生 と少し早い恒例の2人忘年会。いつもの和風イタリアンの2号店は静かでゆっく りお話しするにはぴったりなお店。ぷりぷりの小エビのアヒー ジョや、トロト ロの牛ほほにくの赤ワイン煮をつまみつつ、会社の事、人生の事・・・さまざま 相談に乗って頂く。先生のように颯爽と年を重ねて生き たいもの。

 

 

   
 
 
12月は「今年最後の・・・」という打ち合わせが多くなんとも急いた雰囲気。 ようやく一段落、銀座とは思えないお気に入りのイタリアン・カフェで 一休 み。夕方にHAPPY HOURをやっているカフェも増えてきたけれど、この カフェではフリーフード。バールでプロセッコをオーダー、ピクル スやフォッ カッチャをつまみつつ次の打ち合わせの資料に目を通す。長居する人も居ない、 本当にイタリアのバールのよう。

 

 

 
 
忘年会シーズンの今、友人3人と静かにディナーをと思ってもなかなかお席が無 い。丸の内のオフィスビルの中にアル隠れ家のようなこのお店、長いエ スカ レーターを上がるとビルのエントランスからは想像できない可愛らしいパリのよ うなビストロがある。「巨大なオフィスビルの中に?」・・・とフ ランス人の 友人。ローズマリー風味のフリットやパエリア、地中海料理のようなメニュウも 軽くて美味しい。パリにいらしたというシェフとお喋りしつ つ、丸の内の喧騒 を離れてゆっくり過ごせる貴重なお店。

 

 

   
 
 
打ち合わせが立て込んで外食が続く12月、「予定が詰まっている」というのが 苦手な私には何ともストレスフルな師走・・・。ひとまずリセットが必 要と久 しぶりに早めの夕食。寒いので鱈と白菜のお鍋、しらたきやお豆腐を大根おろし とポン酢でふぅふぅ言いながら頂く。本当に体に良さそう・・・ すっかり温 まって早めに就寝。やはり「夜はおウチで早寝」が私の基本。

 

 

   
 
 
東京の仕事もようやく一段落、パリに戻る。いつもの通り、飛行機の座席に座る と本当にほっとする。馴染みのCAの方と近況をお喋りしたり離陸まで の時間 も楽しく、朝の光の中で気持ちの良いフライト。スプマンテを頂くとすっかり眠 くなって「お食事の時には起こして下さいね」とお願いする。

 

 

 
 
忙しかったクリスマスのパリを終え主人はウィーンへ、私は巨大なローマの空港 を抜けてようやく東京行きの飛行機に。機内に入る全てがシャットアウ トされ るのでやはりほっとする。今日は事前のリクエストで全てお魚のメニュウ、スプ マンテをお供にようやくゆっくりとしたディナー。ヘッドフォン でクラッシッ クを聴きつつ美しい空を眺める・・・。

 

 

 
 
 もう何十回も飛行機に乗っているけれど、機内から見る空の美しさや雲も不思 議さにはいつも感動する。ヘッドフォンから流れてくるクラシックの調 べと雲 の流れ、あまりにも美しく眠るのが惜しい。本も読まず眠りもせず空を見ている 私を見て、「初めて飛行機に乗ったの?」とムッシューが写真を 撮って下さっ たり・・・、そんな時はもちろん笑顔で写真に収まる。朝食のオムレツが出てく るともうすぐ到着の合図、フルーツとミネラルウォーター で目を覚ます。

 

 

 
 
乗り換えのローマに着くともうすっかり夜。ラウンジのメニュウもディナーに切 り替わり、いつものアンティパストの他に温かいラザニアなど。トロト ロに溶 けたチーズとナスのラザニアが美味しくてついまた頂いてしまう。冷えたスプマ ンテとホカホカのラザニア、パリの我が家までまだ先は長 い・・・と言い訳し つつまた一皿。

 

 

 
 
パリに戻って来ると街はすっかりノエル。クリスマスを控えて出張や旅も一段 落、パリに居る友人が多く早速我が家へ。日本から持ち帰った食材や小さ なお 野菜、皆さん興味深そうに召し上がる。きくらげをたっぷり入れた中華風スープ や、ランチのお魚のソテーにはパリでは見かけない獅子唐を添え て。最近友人 の間で人気なのが「日本風」のカレー。インド風のサラサラしたカレーよりマイ ルドで美味しいと。 SUSHIが定着して既に長いけれど、今ではカレーやうどん、ポテトサラダの ような日本にしかないお惣菜も大人気のパリ。

 

 

 
 
今年は大通りはイルミネーションを着けないサンジェルマンも、ビストロはささ やかなノエルのデコレーション。寒くても外のテーブルが好きなフラン ス人、 隙間なく止まっている縦列駐車の車のボンネットもアペリティフのテーブル代わ りに・・・。私はさすがに寒いので奥のいつものお席で同窓のT 嬢と久しぶり の再会、2人とも日本人らしくお魚のメニュウをチョイス。同じ学び舎で育った 私達、母校の思い出から仕事の話までお喋りは尽きない。 来週にはベビーが生 まれるT嬢!元気なベビーでありますように。

 

 

 
 
シャンピニオン・ド・パリやパプリカ、チキンやジャガイモをポワレしておく と、付け合せにしても良いしオムレツにすればスペイン風でヴォリューム のあ る一皿に。クリスマスのこの忙しい時期、ワンプレートランチにもぴったり。

 

 

 
 
クリスマスは毎年の事ながらギリギリまでギフトのオーダーでてんてこまい。も う23日で時間がない!!と言う友人に最後のデリバリーを終え、よう やく深夜 にローマから主人が到着、クリスマスの繁忙期が終わる。軽いプロセッコと生ハ ム、クリーミーなチーズ、サンマルセランには美しいドライフ ルーツをお供 に。仕事柄パリではこの日が仕事納めの気分・・・。

 

 

   
 
 
クリスマスギフトのデリバリーも全て終え、すっかりヴァカンスモードに。クリ スマスイヴのサンジェルマンは静まり返っている。久しぶりにアジア料 理を頂 きたくなりチャイナタウンのホーム?定番のラオス料理のレストランへ。いつも は大変な喧騒でお喋りは無理!・・・と黙々と食べるこのお店も さすがに今日 は、それでも普通に混んでいる。たっぷりの香草を添えた定番のメニュウ、よう やくほっとする。

 

 

 
 
 
今年のクリスマスははテロの影響でイルミネーションも少なく、いつもクリスマ スには満席のサンジェルマンの有名レストランもカフェもクロー ズ・・・。パ リでクリスマスを過ごすことはあまり無いけれど、我が家はやっぱり牡蠣。お昼 前にはポワソニエール(魚屋さん)で牡蠣の種類を選び、 小エビやツブ貝、蛤 などを組み合わせた大皿をオーダーする。取りに来る時間を伝えておくと、海草 や貝殻で飾られた素敵なプラトーを作ってくれる。 大好きな BOLLINGERのシャンパンを開けて、イチジクの入ったチーズやアーティ チョークのマリネをお供に。

 

 

 
 
 
東京ではご飯におみおつけが定番の我が家、パリではサラダとスープが定番。ア ンディーヴとシャンピニオン・ドパリの真っ白なサラダには胡桃をトッ ピン グ、優しい味のプチポワ(グリーンピース)のポタージュを併せて。香りの強い ルコラやパセリのサラダにはこってりしたスープ・ド・ポワソン (魚のスー プ)。そんなサラダとスープの組み合わせを考えるのも楽しい。

 

 

 
 
クリスマスの時期は魚屋さんの店頭にいつになく新鮮なシーフードが並ぶ。牡蠣 はフランス人が最もシンプルに生で食べる食材では?ホタテ貝やマテ貝 も普段 より各段に新鮮。シャンピニオンとたっぷりのパセリをオリーブオイルで炒めた ところにホタテ貝を入れてさっと火を通す、ミ・キュイ(半生) くらいがと ろっと甘くて美味しい。マテ貝は日本ではあまり見かけないけれど、こちらも同 じようにソテー。まろやかなチーズ、サンフェリシアンをお 供に。

 

 

 
 
 
ローマのフィミチーノ空港=レオナルド・ダ・ヴィンチ空港はこじんまりしてい て乗り換えには最適な空港だったけれど、近年どこの空港も同様に拡張 の傾 向。長い長いロビーを抜けてトラムに乗って、ようやくラウンジにたどり着く頃 には既にボーディングタイム。ラウンジもどんどん豪華になって、 どこぞのホ テルかレストランか?新しいラウンジは見渡す限り革張りのソファとバール、巨 大なテーブルでファミリー総出のディナーと言った壮大な雰 囲気、飛行機に乗 る前の一大イベントのよう。機上のシートに腰をおろすと何だかほっとす る・・・。

 

 

 
 
帰国すると東京はもうすっかり暮れも押し迫ってお正月ムード一色。成田空港は 出国・帰国で大混雑、ようやく軽井沢にたどり着く。牡蠣をお供にまず は大吟 醸を頂きつつ定番らしく紅白を見る。もうすぐ除夜の鐘が聞こえる・・・。

 

 

 
 
 
Plats index ようやく長かった2016年も暮れてゆく・・・除夜の鐘を聴きながらシャンパ ンで乾杯。主人がウィーンから買って来たフレッシュ・チーズとカル ネ・セッ カ(生ハムの一種?)をお供に2017年を迎える。 page top

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